HIDとLEDの違いについて
一昔前までは、HIDの白い光に憧れて車のヘッドライトやテールランプをDIY して自作でHIDに変更する方も多かったのではないでしょうか。しかし、現在は家庭の照明器具として浸透してきたLEDライトが車のヘッドライトにも搭載されるようになってきました。そこで、HIDライトとLEDライトに違いを比較してみましょう。
HIDライトの特徴
ハロゲンランプの約半分の消費電力で、寿命はハロゲンランプの4~5倍と言われています。
HIDランプの発光原理は、蛍光灯とほぼ同じで安定器やイグナイタを必要としますが、HIDライトは内部の水銀を完全に蒸発させる必要があるので本来の明るさに点灯させる為に数分から数十分の時間がかかります。
そのため、オンオフを繰り返しているとバッテリーの寿命も一緒に縮めてしまう恐れがあります。
また、HIDライトをテールランプに使用すると車検が通らないといった問題もあります。
しかしハロゲンランプよりもはるかに明るかった為、HIDに変更する人が多かったようです。
LEDライトの特徴
ハロゲンランプの3分の1の消費電力で、寿命はハロゲンランプの約10倍と言われています。
発光原理はシンプルなもので、半導体に電気が流れるとエネルギーが発生して、100%の明るさで点灯します。
色味はHID同様に白っぽい感じになります。点灯時の消費電力が少なくて済むのでバッテリーへの負担も軽減されます。
このように長寿命、省エネなのに高輝度のLEDランプが開発されています。
近い将来全ての車にLEDライトが標準装備される日もやって来るでしょう。
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